毎朝漁船に乗り込み新鮮なお魚を仕入れているオーナーシェフが開発したプロの道具です！！
※動画店主撮影

開発のきっかけは、美味しいゲソをもっと食べて頂きたいという思いからでした・・・

塩辛、煮もの、一夜干しの炙り、から揚げ、ホイル焼き等
どんな料理でも美味しいイカゲソですが、吸盤(リング状の歯)が歯に挟まったり、
煩わしく感じた事は有りませんか？


イカの吸盤が気持ち悪い、口に残る、歯に挟まる、子供が嫌がる、無い方が良い・・・

そんな食べる側の声とは裏腹に,イカの吸盤が取り除かれてる状態の物って意外と少ない
のが現状です。何故か？・・・・それは手間のかかる大変な作業だからなんです！
なので胴の身だけでゲソが入ってない商品も有りますよね？

では、イカの吸盤ってどんなだっけ？？という方～
↓スルメイカの吸盤の拡大画像と吸盤内の角質リングです。

吸盤状のカップ形状の淵にトゲトゲが見えますねぇ～。
そのトゲトゲは固い歯が付いたリング状の角質が入っているんです。

取り外すとこんな感じの物になります！
正に歯！
吸盤を取らないとこれをそのまま口にする事になるので、食感も非常に悪く歯に挟まったりします。

当店ではこのリングを取り除いて美味しくイカゲソを食べて頂きたい！！
ただその思いで吸盤を取っておりました。
が・・・この吸盤意外と曲者！なかなか綺麗に取れないのです。

従来のイカゲソの吸盤をとる方法（ネットから）※大手加工業を除く

◦足(腕）を横向きに倒して包丁で切り落とす。
◦まな板の上に置き包丁の背で叩いた後、包丁でこそぎ落す。
◦キッチンばさみで切り取る。
◦塩揉みをしてから指でこそぎ落す、又はつまんでちぎる。
◦40～50℃くらいのお湯に入れてザル揚げの後、手でつまんで取る。

上記の方法を試した結果、包丁で切り落とすのが一番手早く鮮度を維持したまま出来ました。
ゲソ一個分の吸盤を取り除くのに、概ね２分前後かかります。
※毎日のように魚やイカを扱っている職人が良く研がれている包丁を使用しての作業時間
なので、家庭用や刃があまくなっている包丁の場合は更に時間を要します。

もっと綺麗に簡単に！そして一番重要な鮮度！を保ったまま取り除くことは出来ないだろうか？そんな道具無いだろうか？・・・

よし！無いなら作ろう♪

一番右の初号機から２年半・・・左の２本が完成型で一番左がメーカー様加工の製品です。
左から２番目は店主作の最終形状、これを再現して頂き最新のレーザー加工機と熟練の職人技が融合した作品ともいえる商品となりました！

注）仕上げの曲げ工程は職人の手作業となりますので、多少の歪みや傷が入る場合がございますが、全て店主が検品し使用時には影響ございません、予めご了承ください。

当商品を使った場合、ゲソ一個分の吸盤を取り除くのに、概ね30秒～１分位と従来の方法の
約半分以下の時間で出来ます。
※１０杯分のゲソを下処理するのに約６分で出来ました。
更に包丁等の刃物を使用しない為、魚介類を常に扱う職人でなくても安全に作業が出来ます
し、飲食店や鮮魚店では人件費に換算する費用対効果と、歩留まりの向上が期待出来ます。

注）
当器具はスルメイカやアオリイカを取り扱う前提であり、普通サイズのスルメイカでの検証になります。
腕(ゲソ)が柔らかいケンサキイカ、極端に
小型のイカには不向きな場合がございます。